ピーターラビットの絵本を揃えたい!全巻セットと3冊セットの違いは?

ピーターラビットの絵本を揃えたい!全巻セットと3冊セットの違いは? ピーターラビット
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ピーターラビットの絵本について

ピーターラビットの絵本というと、『ピーターラビットのおはなし』を思い浮かべる方が多いでしょうが、ピーターラビットの絵本は、全部で24冊もあります。

 

ことこと
ことこと

気軽に買い揃えるには、ちょっと冊数が多いですよね。

 

好きな巻だけ買っても良いのですが、ピーターラビットの絵本の中には、前作からお話が続いているものもあり、1冊だけ買うよりも、数冊まとめて買った方が楽しめるものもあります。

 

 

ピーターラビットの絵本は、全巻セットの他に3冊セットもあるので、どれを買えば良いか悩んでしまいますよね。

この記事では、ピーターラビットの絵本のセットと、オススメの買い方についてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

 

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全巻セット

全巻欲しいという方は、統一感も出ますし、箱がかわいいので、全巻セットが断然お勧めです!

 

 

翻訳を務めたのは、石井桃子さんに間崎ルリ子さん、中川李枝子さんと、非常に豪華な顔ぶれです。

 

石井桃子さんは、『クマのプーさん』や「うさこちゃん」シリーズなどの翻訳で、間崎ルリ子さんは、エッツの『もりのなか』などの翻訳で有名です。中川李枝子さんは、『ぐりとぐら』の絵本の著者として、広く知られています。

 

箱入りの本は特別感が出るので、子どもだけでなく、大人へのプレゼントにしても素敵ですね。

 

3冊セット

いきなり全巻買うのは、ちょっと気後れしてしまうという方は、3冊セットはいかがでしょうか?

3冊セットは8集まであり、1集は1巻から3巻までといったように、刊行された順番に3冊ずつセットが組まれています。

 

初めて買うのなら

ピーターラビットの絵本を初めて買うのなら、『ピーターラビットのおはなし』が入っている、1集がお勧めです。

 

 

1集の絵本は、3冊ともウサギがメインのお話で、登場人物も同じなので、セットとして1番まとまりがある内容になっています。

反対に、最初に買うセットとしてお勧めしないのは、8集です。

 

 

8集に入っている『アプリイ・ダプリイのわらべうた』と『セシリ・パセリのわらべうた』の2冊は、わらべ歌の絵本なので、他の絵本のようにしっかりとしたストーリーはありません。

もう1冊の『こぶたのロビンソンのおはなし』も、本の厚みが見るからに他の絵本よりも厚く、長いお話なので、子どもが飽きてしまう可能性があります。

他の絵本でピーターラビットを好きになってもらってから、読んでほしい1冊です。

 

好きな動物で選ぶなら

ピーターラビットの絵本には、ウサギ以外にも、魅力的な動物たちが沢山出てくるので、好きな動物が登場するお話を読むのも楽しいですよ。

3冊セットの主人公の動物が全部異なるセットもあるので、ここでは、猫とネズミが出てくるセットについてご紹介します。

 

猫が出てくるお話

ウサギに次いでよく登場するのは「猫」で、2集の『こねこのトムのおはなし』や『モペットちゃんのおはなし』は、どちらも猫が主人公になっています。

 

 

4集に収録されている、12巻の『「ジンジャーとピクルズや」のおはなし』では、雑貨屋を切り盛りする猫の「ジンジャー」が出てきますが、お話がやや難しいので、小さな子どもには向かないかもしれません。

 

 

4集の後の2冊には猫が出てこないので、猫好きな方には、2集の方が良いでしょう。

7集の『パイがふたつあったおはなし』、『ずるいねこのおはなし』にも猫が出てくるのですが、どちらも可愛らしいというよりは、痛快といった言葉が似合うお話なので、風刺作品のような印象を受けます。

 

 

いたずら子猫のお話が読みたいなら2集、愉快なお話が読みたいなら7集を買えば、間違いないでしょう。

2集を読んで「こねこのトム」が気に入った方は、14巻の『ひげのサムエルのおはなし』にもトムが出てくるので、手に取って見て下さいね。

 

ネズミが出てくるお話

ピーターラビットの絵本には、ずるいネズミから、親切なネズミまで、色々なネズミが出てきます。

3集に収録されている絵本は、『2ひきのわるいねずみのおはなし』と『のねずみのチュウチュウおくさんのおはなし』、『まちねずみジョニーのおはなし』の3つで、全てネズミが主人公です。

 

 

3冊とも独立したお話で、お掃除好きな「チュウチュウおくさん」や、田舎暮らしを愛する「チミー・ウィリー」など、それぞれ個性的なネズミが登場します。

5集の『ひげのサムエルのおはなし』に出てくる、サムエルとアナ・マライアは、ピーターラビットで描かれるネズミの中でも、最も恐ろしいネズミと言っても過言ではありません。

 

 

ことこと
ことこと

私は幼い頃『ひげのサムエルのおはなし』を読んで、ネズミがちょっと怖くなりましたね。

 

同じく5集に収録されている『グロースターの仕たて屋』は、貧しい仕立て屋のお話で、お話の展開はグリム童話の『小人の靴屋』によく似ています。

『グロースターの仕立て屋』のネズミは、サムエルとは違い、親切でかわいいネズミですよ。

3冊全部ネズミのお話が良いという方は3集、怖いネズミが気になるという方は、5集がお勧めです。

 

他の動物のお話

他にもリスやハリネズミ、キツネに子豚など、様々な動物が出てくるのですが、猫とネズミ以外の動物の絵本は刊行年ごとにまとまっていないので、3冊セットではなく、1冊ずつ揃えた方が良いでしょう。

小動物全般、爬虫類も皆好きで、主人公の動物が、3冊とも異なる方が良いという方は、敢えて6集を読んでみても面白いですよ。

 

 

6集の『ティギーおばさんのおはなし』はハリネズミのお話、『ジェレミー・フィッシャーどんのおはなし』はカエルのお話、『カルアシ・チミーのおはなし』はリスのお話なので、動物全般が好きな方にお勧めです。

 

まとめ

この記事では、ピーターラビットの絵本のセットと、オススメの購入方法についてご紹介しました。

セットで購入するメリットは、やはり統一感が出るところですね。

 

ことこと
ことこと

私は子どものころから1冊ずつ集めていった結果、本の装丁がお話によって違うので、全巻セットを見ると羨ましい気持ちになります。

 

この記事を読んで、お気に入りのお話を集めてみて下さいね。

 

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