絵本選びに困ったら読みたい!無料でもらえるパンフレット

絵本選びに困ったら読みたい!無料でもらえるパンフレット 絵本
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無料のパンフレットについて

子どもに絵本を選ぶときや、大人になってから絵本に興味を持ったときに、山ほどある絵本から、気になる絵本を探すのは大変ですよね。

『ぐりとぐら』や『はらぺこあおむし』など、誰もが聞いたことのある絵本以外にも、名作と呼ばれる絵本は沢山あります。

 

 

出版社などが無料で配布しているパンフレットには、ロングセラーやベストセラーなどの情報が満載で、書店で気軽に手に取ることが出来ます。

この記事では、絵本を選ぶときに参考になる、3つの無料パンフレットをご紹介するので、気になる方は、本屋の児童書コーナーや、フリーペーパーを集めた棚などをこまめにチェックしてみて下さいね。

3つとも、オンライン上でも公開されているので、最寄りの書店で取り扱いが無ければ、スマホやパソコンで簡単に閲覧できます。

 

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ミリオンぶっく

まず最初にご紹介するのは、「トーハン」が発行している『ミリオンぶっく』です。

 

 

『ミリオンぶっく』には、その名の通り、2006年から毎年、累計100万部以上の発行数を誇る絵本が掲載されています。

2020年版で1位に輝いているのは、『いないいないばあ』で、冒頭で触れた『ぐりとぐら』と『はらぺこあおむし』は、それぞれ2位と3位にランクインしています。

 

 

他にも、「ノンタン」シリーズや『おおきなかぶ』、『スーホの白い馬』など、名だたる絵本が載っており、パラパラめくるだけで、懐かしい気持ちになりますよ。

 

ことこと
ことこと

私は小さい頃、島田ゆかさんの「バムとケロ」シリーズが大好きでした!

 

発行部数だけでなく、絵本ごとに年齢の目安が記載されているのも分かりやすいです。

また、「かぞく&ともだち」や「きせつのイベント」など、テーマごとに絵本が区分されているので、目的に合わせて絵本を選べるようになっています。

『ミリオンぶっく』の巻末には、あと約1~5万分で100万部に到達する、「ミリオンぶっくNEXT」も掲載されていて、数年後には100万部を突破しているなど、発行部数の推移が見られて面白いですよ。

 

いくつのえほん

次にご紹介するのは『いくつのえほん』で、「日本出版販売株式会社」が「絵本ナビ」と提携して出しているパンフレットです。

2020年の2月に発行された『いくつのえほん』には、130冊もの絵本が載せられており、読みごたえがあります。

 

 

『ミリオンぶっく』が累計発行部数という数値に重きを置いているのに対し、『いくつのえほん』は、読者の声で選ぶという感覚的な手法を取っています。

1冊ごとに「絵本ナビ」の会員の感想が添えられているので、実際に購入した生の声が知りたいという方にお勧めですね。

発行部数にとらわれないため、『ころりん・ぱ!』などの比較的新しい絵本や、『ころべばいいのに』などの流行している絵本が載りやすいのも特徴です。

 

 

 

絵本1冊につき「やさしい気持ち」や「さがしてみよう」などのキーワードが紐付けられていますが、目的別というよりは、年齢別に絵本が並べられているので、子どもの年齢に合わせた絵本を選びたいという方にお勧めです。

 

絵本の与え方

最後にご紹介する『絵本の与え方』は、児童書出版社の「福音館書店」が発行しているパンフレットです。

『絵本の与え方』は、書店に置いてあることは少ないのですが、オンラインで公開されている他、無料で取り寄せもできます。

 

 

「福音館書店」が出しているパンフレットは2種類あり、赤ちゃん向けの絵本がピックアップされているのが『赤ちゃん絵本のたのしみ』、赤ちゃんから6歳くらいまでの子ども向けの絵本が載っているのが『絵本の与え方』です。

掲載されている絵本の数も情報量も、『絵本の与え方』の方が格段に多いので、より参考になるのは『絵本の与え方』ですね。

『絵本の与え方』は、『ミリオンぶっく』や『いくつのえほん』とは異なり、ただ絵本が羅列されているだけでなく、絵本と子どもの関わりについて、エッセイがつづられています。

最後の方にお勧めの絵本の一覧などもあるのですが、大半は選び方についての文章なので、文字が多い印象です。

 

ことこと
ことこと

掲載されている絵本をそのまま買うというよりも、子どもにピッタリの絵本を、自分で選べるようになりたいという方にお勧めですね。

 

ただし、『絵本の与え方』は「福音館書店」が発行しているため、当然ながら載っている絵本は「福音館書店」の絵本に絞られます。

「童心社」や「偕成社」、「こぐま社」など、他の絵本の出版社も各々無料パンフレットを製作しており、素晴らしい絵本が沢山掲載されているので、色々な出版社のパンフレットを合わせて読むのが良いでしょう。

 

まとめ

この記事では、絵本選びに役立つ、3つの無料パンフレットについてご紹介しました。

『ミリオンぶっく』も『いくつのえほん』も、全国の1000を超える書店で無料配布されているため、児童書コーナーに足を運ぶと、意外とすぐ手に入りますよ。

パンフレットに載っている絵本は、もう全部読んでしまったという方は、「児童書目録」を読むと、絵本に限らず、より多くの児童書を知るっきっかけになります。

児童書目録は、総じてパンフレットよりも分厚く、無料とは思えないボリュームなので、参考にしてみて下さいね。

 

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