大人も子ども夢中に!探しもの絵本シリーズ3選

大人も子ども夢中に!探しもの絵本シリーズ3選 絵本
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探しもの絵本とは

絵本には、わらべ歌の絵本、図鑑のような絵本など、物語絵本以外にも、色々なジャンルがあります。

探しもの絵本とは、絵本の中で特定のキャラクターやものを探すことを目的とした絵本のことで、「ミッケ」などが有名ですね。

 

 

「ウォーリーをさがせ!」シリーズに出てくる、赤と白のシマシマの服を着た「ウォーリー」は、キャラクター単体でも広く知られています。

 

 

探しもの絵本は、本というよりもおもちゃに近いような感覚で、物語絵本で集中力が中々続かない子どもでも、探しもの絵本では、先に探しものを見つけようと、開いたとたんに夢中になってしまう子が多いです。

 

この記事では、お勧めの探しもの絵本のシリーズを、3つご紹介するので、参考にしてみて下さいね。

 

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「ミッケ」シリーズ

まず最初にご紹介するのは、冒頭でも触れた、「ミッケ」シリーズです!

「ミッケ」はアメリカの絵本で、英語の題名はI SPYといいます。

 

 

「ミッケ」の魅力は、精巧に作られたジオラマと、アメリカらしいポップな世界観です。

探しもの絵本でも、物語に沿って探しものをする絵本もありますが、「ミッケ」は物語よりも探しもの重視の絵本なので、開いたページから自由に遊び始めることも出来ますよ。

 

 

定番の「ミッケ」シリーズに加え、「チャレンジミッケ」や「ちっちゃなミッケ」に、ポケット版など、絵本の大きさや難易度が異なるシリーズも展開されています。

ポケット版はB6判(約13×18cm)と、とても小さいので、お家用は大型絵本の「ミッケ」で、お出かけ用はポケット版などの、使い分けをするのもお勧めです。

 

 

子どもから絶大な支持を得ている「ミッケ」ですが、唯一難点を挙げるとすれば、アルファベットや、子どもにはやや分かりづらい単語が出てくるところです。

「ミッケ」シリーズでは、「STOP」などの英単語を探すことも多く、アルファベットになじみが無いと、中々子どもに説明するのは難しいでしょう。

 

ことこと
ことこと

私は児童館で、子どもと『ミッケ!ファンタジー』で遊んだことがありますが、日常生活で使うことの少ない道具である、「じょうご」を説明するのにとても苦労した覚えがあります。

 

 

私の経験では、知らない言葉が出てきたからと言って、子どもの「ミッケ」への興味が薄れることはなく、新しい言葉を知るきっかけにもなるので、まずは1冊遊んでみるのをお勧めします。

「ミッケ」では、昔話やお化け屋敷、学校など、様々なテーマが扱われているので、実際に書店でパラパラめくってみて、面白いと感じたものを購入してみて下さいね。

 

「どこ?」シリーズ

次にご紹介するのは、山形明美さんの「どこ?」シリーズです。

 

 

「どこ?」シリーズは、物語に沿って探しものをしていく絵本で、シリーズ1冊目の『どこ?つきよのばんのさがしもの』では、満月の夜に不思議なことが起こります。

主人公の「ぼく」は、部屋を飛び出した猫の「クロ」を追って、水に沈んだキッチンや迷路の公園など、奇妙な夜の世界を冒険します。

 

ことこと
ことこと

「どこ?」の魅力は、独特の世界観で、別世界のように美しく、奇妙なジオラマに、大人でも魅入られてしまいますよ。

 

「どこ?」シリーズにも、「ミッケ」のように、アルファベットや英単語が出てきますが、「ミッケ」よりも分かりやすく、見つけやすいでしょう。

 

 

「どこ?」シリーズにも、「どこミニ」という、A24取サイズ(約14×15cm)の小さなシリーズがあるので、持ち運びしやすいですよ。

 

「どこ?」のジオラマが気に入った方は、作者の山形明美さんによる、「羽と手―山形明美制作日記―」というブログで、ジオラマの制作過程などが見られるので、検索してみて下さいね。

 

「迷路」シリーズ

最後にご紹介するのは、香川元太郎さんの「迷路」シリーズです。

「ミッケ」や「どこ?」が、ジオラマの絵本だったのに対し、「迷路」シリーズは絵が描かれた絵本で、題名に「迷路」と入っている通り、探しものよりも迷路が主体の絵本と言っても過言ではありません。

 

 

「迷路」シリーズでは、指定された探しものを探すだけでなく、「めいろ」や「むつかしいめいろ」、「かくしえ」に「クイズ」が用意されており、多彩な遊び方が出来ます。

探しものの難易度は、探しものがそのまま描かれずに、「かくしえ」になっているため、探しものの数は少ないのですが、「ミッケ」や「どこ?」シリーズに比べて、やや難しくかんじるかもしれません。

 

 

「迷路」シリーズは知識を深めるのにも役立ち、『時の迷路』では「恐竜時代から江戸時代まで」の様子を、『進化の迷路』では「原始の海から人類誕生まで」を、絵を見ながら楽しく学ぶことが出来ます。

歴史以外にも、自然遺産やスポーツ、乗り物に昆虫など、様々なテーマの絵本があるので、興味のあるジャンルのものを選ぶと楽しいでしょう。

 

 

ことこと
ことこと

私は『自然遺産の迷路』が好きで、子どものころ、「グレート・バリア・リーフ」のページをじっと眺めていました。

 

「迷路」シリーズの絵本の最後には、もう1度遊ぶとき用の探しものが、追加で用意されている他、迷路や隠し絵、クイズの答えも載っているので、探しものが見つからないときに、答えを見られるのも良いですね。

 

まとめ

この記事では、探しもの絵本の、お勧めシリーズを、3つご紹介しました。

「ミッケ」と「どこ?」、「迷路」シリーズの絵本は、大きさが同じくらいなので、バラバラに集めても、本棚に揃えて入れられて良いですよ。

クリスマスなどの季節に合わせた絵本は、プレゼントにも最適ですね。

 

 

 

何度も遊んで、探しものの場所を覚えてしまった場合は、文にない探しものを、自分たちで新たに絵から設定して、遊んでみて下さいね。

 

 

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