絵本のカレンダー
2023年も冬が近づいてきて、そろそろカレンダーの準備をするシーズンに入ってきましたね。
書店では、風景や動物、キャラクターなどのカレンダーが目白押しですが、オンラインでは様々な絵本のカレンダーが販売されています。
毎年ヨーロッパのカレンダーも飽きてきたから、来年はおしゃれな絵本カレンダーが欲しい!
この記事では、絵本をモチーフにしたカレンダーから、おすすめのものを10点ご紹介します!
絵本のシーンを切り抜いたカレンダーだけでなく、絵本を描いている作家さんのカレンダーも取り上げていくので、絵本カレンダーを飾りたいけれど、お部屋が子どもっぽくなるのは嫌、という方にも参考にしてみて下さいね。
実際に見かけた店舗(2023年10月時点)についても記載していくので、地域差はあると思いますが、実物を見てみたい方は足を運んでみると良いでしょう。
壁掛けカレンダー
まずは、壁掛けカレンダーを5点ご紹介します。
カレンダーのサイズは、小数点を切り上げて表記しているので、実物よりやや大きく記載していることをご了承ください。
ぐりとぐら
『ぐりとぐら』の壁掛けカレンダーは毎年発行されており、ロフトや書店の種類を問わず、幅広い実店舗で取り扱いがあります。
今年(2023年)60周年を迎えた『ぐりとぐら』は、2024年には61周年に入るんですね。
カレンダーのサイズは、一般的な46/4切(26cm×37cm)です。
各月の絵柄は、まとめて公開している販売サイトはありませんが、福音館書店の公式サイトでは9月と11月、Amazonでは3月と8月、12月、絵本ナビでは5月と7月、ヨドバシでは2月のように、各サイトで違う月のデザインが公開されています。
しっかり12か月全部見ておきたいなら、書店のほうが確実ですね。
ピーターラビット
「ピーターラビット」のカレンダーは、壁掛けカレンダーが2種類と、卓上カレンダーが1種類出ています。
下記リンクの31cm×31cmのカレンダーは、書店では見当たりませんでしたが、ロフトで見つけることができました。
「ピーターラビット」のカレンダーは、30角サイズのものも出ていますが、日付欄が大部分を占めていて絵柄が少ないので、上記の方がイラストを楽しめます。
Amazonで12か月すべての絵柄を確認できるのも安心ですね。
バムとケロ
「バムとケロ」は、2024年にシリーズ1作目である『バムとケロのにちようび』を出版してから30年を迎えます。
各月の絵柄はほとんど公開されていませんが、絵本ナビにて1月が『かばんうりのガラゴ』からガラゴであることが分かりました。
カレンダーのサイズは23cm×30cmで、日付欄は書き込むというよりは、日付欄も絵の一部として楽しめるようなデザインになっています。
細部まで描きこまれた絵柄が魅力のシリーズなので、つい立ち止まってカレンダーに見入ってしまいそうですね!
こちらのカレンダーは、ロフトでのみ実物を見かけました。
がまくんとかえるくん
「がまくんとかえるくん」のカレンダーは、30cm×30cmの壁掛けカレンダーが、毎年1種類出ています。
2024年版は表紙が緑色で、がまくんとかえるくんが雪だるまを作っているデザインのものですね。
クラシカルで素敵なカレンダーなのですが、オンラインでの扱いがメインなようで、実店舗で見かけたことはまだありません。
おちゃのじかんにきたとら
2024年の絵本カレンダーの中でも珍しいのが、『おちゃのじかんにきたとら』の壁掛けカレンダーです。
『おちゃのじかんにきたとら』のカレンダーは、毎年発行されている訳ではなく、2023年が刊行55周年であったこと、作者ジュディス・カーの生誕100周年であったことを記念して、発売されました。
見たことないと思っていたら、この事実を知って途端に欲しくなってしまいました!
サイズは30cm×30cmで、表紙は英語ですが日本製なので、祝日などは日本語表記のようです。
実店舗で見かける機会はなく、各月の絵柄の詳細は不明ですが、絵本ナビにて1月と2月の絵は見ることができました。
『おちゃのじかんにきたとら』が好きな方は、ポストカードなどの他の記念グッズもあわせてチェックしてみてくださいね。
卓上カレンダー
次に、絵本の卓上カレンダーを5点ご紹介します。
せなけいこ
せなけいこさんのカレンダーも、壁掛けと卓上の2種類が出ています。
2024年版は『おばけのてんぷら』と『めがねうさぎ』の名シーンから、12か月のイラストが選ばれています。
サイズは14cm×23cmで、絵と日付が上下半分に分かれているため、少量であれば予定を書き込むこともできそうです。
せなけいこさんのちぎり絵のほっこりした絵柄は、和室にもよく似合いそうですね。
卓上カレンダーは実店舗で見かけたことはありませんが、ロフト公式ネットストアでは取り扱いがあるようなので、規模の大きいロフトでは、販売されているかもしれません。
くまのがっこう
「くまのがっこう」からは、壁掛けと卓上の2種類のカレンダーが出されています。
表紙の窓辺にジャッキー達が並ぶイラストは、過去に発売された切手のオリジナルデザインです。
サイズは18cm×14cmで、月ごとにバックカラーが異なるのがかわいらしいです。
カラーによっては、イラストがこまごましているので、予定を書き込んでも、やや見づらいかもしれません。
壁掛けを取り扱っている実店舗は今のところ見かけていませんが、卓上カレンダーはロフトにて実物がありました。
クラシック・プー
「クラシック・プー」からも、壁掛けと卓上の2種類が出ており、ともにロフトにて店頭販売されていました。
壁掛けタイプは、かなり日付の欄が大きく、やや圧迫感を感じるのデザインのため、卓上タイプの方がすっきりとした紙面になっています。
クラシック・プーのカレンダーは、ある程度デザインも固定されているようで、私も2年前にこのカレンダーを購入しましたが、各月の絵が異なるだけで、構成はほぼ同じでした。
日付欄が見やすく、さり気ないイラストなので、置く場所を選ばない万能なデザインです。
黒井健
『ごんぎつね』や『てぶくろをかいに』で有名な黒井健さんの作品からも、壁掛けカレンダーと卓上カレンダーの2種類が出ています。
どちらのカレンダーにも、きつねや犬などの動物が入った絵本の絵は採用されておらず、風景の絵が描かれています。
ふんわりとあたたかい雰囲気は、絵本に通ずるものがありますね。
サイズは14cm×19cmで、日付よりも絵が大きく印刷されているのが美しいです。
実店舗では、未来屋書店にて壁掛け、卓上の2種類とも販売されていました。ネットでは、Amazonなどで12か月の絵柄をすべて確認できます。
かわいすぎる絵本のカレンダーは部屋に合わない、恥ずかしいけれど、あたたかみのあるカレンダーがほしいという方におすすめしたいカレンダーです。
いわさきちひろ
淡く繊細なタッチで子どもを描く、いわさきちひろさんの作品からも、壁掛けと卓上、2種類のカレンダーが発行されています。
卓上カレンダーは、日めくりカレンダーとなっており、毎日めくる楽しさがあるのは嬉しいですね。
サイズは16cm×10cmで、192枚(両面印刷)、リング綴りとなっています。
枚数が多いため、すべての絵柄をオンラインで確認することは難しく、実店舗での取り扱いもまだ見たことがないので、いわさきちひろさんの絵はみんな好きという方におすすめです。
まとめ
この記事では、絵本がモチーフのカレンダーから、おすすめの壁掛けカレンダーを5点、卓上カレンダーを5点ご紹介しました!
絵本の壁掛けカレンダーは、30cm規模の大きなものが多いので、飾るとお部屋の雰囲気がパッと明るくなりますね。
欲を言えば、横の長さが25cm以内の、小さめの壁掛けカレンダーも充実してほしいところです。飾る場所が足りない~。
早めに買うと割引が適用されるカレンダーもあるほか、毎年定番で人気のある商品は、売り切れてしまうこともあるので、お早めに購入しておくことをお勧めします。
林明子さんの2024年のカレンダーは、絵本ナビでしか取り扱いがなく、卓上はすでに売り切れていて、壁掛けも近いうちに売り切れてしまいそうですね。
どれも素敵で目移りしてしまいますが、お部屋にぴったりのものを選んで楽しい新年を迎えたいですね。