ムーミンバレーパークとは
ムーミンバレーパークとは、2019年にオープンした、埼玉県飯能市にある、ムーミンの世界を楽しめるテーマパークです!
ムーミンの資料が詰まった体験施設に加え、アトラクションにショーまである、ムーミンファンにはたまらない場所になっています。
ムーミンバレーパークの隣には、北欧の日用品や食品を食べたり、買ったりできる複合施設「メッツァヴィレッジ」が広がっており、2つの施設は併せて「metsä(メッツァ)」と呼ばれています。
「メッツァ」には、フィンランド語で「森」という意味があるそうですよ。自然がいっぱいのパークにピッタリの名前ですね。
メッツァヴィレッジには、スタバや宮沢湖を眺めながらのんびりできるカフェが並んでいて、パークに着く前につい寄り道したくなってしまいますよ。
お土産物屋やワークショップなども入っているので、素通りせずに、さらっとでも行きか帰りに寄ってみると良いでしょう!
ムーミンバレーパークに行くには、駐車場もバスロータリーも、メッツァヴィレッジに面しているものしかないため、10~15分歩くことになります。
また、メッツァの入り口から、メッツァヴィレッジにかかる坂が、行きは下り坂で軽快に進めるのですが、帰りは上り坂が結構きつかったので、体力がない私には、ちょっときつかったですね。
チケットは事前予約なしでもOK
メッツァのふたつの施設の内、メッツァヴィレッジは入場無料で入れますが、ムーミンバレーパークに入るには、別途料金が必要になります。
開園当初(2019年~)は、1デーパスと入園チケットの2種類のチケットが販売されていました。
ご参考までに当時の料金表を載せておきますが、2倍近く料金が違う割に、入園チケットは別途アトラクションを体験するチケットが必要だったので、割高なシステムでしたね・・・。
2019年、開園当初の料金表 | ||||
入園チケット | 1デーパス | |||
前売り券 | 現地購入 | 前売り券 | 現地購入 | |
大人 | 2300円 | 2500円 | 4000円 | 4200円 |
子ども | 1300円 | 1500円 | 2100円 | 2300円 |
現在(2021年~)は、チケットの種類は1デーパスに1本化されて、シンプルな仕組みに変わりました!
2021年~新しい料金表 | ||
1デーパス | ||
前売り券 | 現地購入 | |
大人(中学生以上) | 3,400円 | 3,600円 |
子ども(4歳以上小学生以下) | 2,000円 | 2,200円 |
前売り券を事前に買った方が現地購入よりも200円安いので、行く日が決まっている場合は、忘れずに購入しておくことをお勧めします。
当日にチケット購入の列に並ぶストレスもないので、事前購入の方が断然お得です!
行く日が中々決まらない場合でも、閉園1時間前までは現地購入できるので、キャンセルの手間を考えれば、当日購入もひとつの手でしょう。
どんな施設を利用できる?
1デーパスを利用すれば、「ムーミン屋敷」、「コケムス」、「海のオーケストラ号」、「リトルミイのプレイスポット」、「エンマの劇場」、「ヘムレンさんの遊園地」、の合計6つの施設に入ることができます。
「海のオーケストラ号」と「リトルミイのプレイスポット」は、展示を見るのではなく、座って楽しむアトラクションでした!
「ムーミン屋敷」、「コケムス」は展示型の施設で、「コケムス」は恐らくムーミンバレーパークで最も見るのに時間がかかる施設だと思われます。
ムーミンの世界に入り込んだ気分になれる展示や、ムーミン谷を再現したジオラマなど、見所が沢山ありますよ。
「エンマの劇場」では、ムーミンたちのショーを見ることができます。
平日は「ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン」、土・日・祝日は「ムーミンコミックス」シリーズでおなじみの、スティンキーが登場する、「自由でしあわせな生活」が1日2回開催されています。
「ヘムレンさんの遊園地」は、子ども向けのアスレチックエリアで、子連れの方がにぎわいを見せていました。大人は遊ぶことができないので、周囲を散歩するような感じになります。
1デーパスに含まれていないアクテビティ
2021年のリニューアルオープンに伴い、1デーパスに含まれる内容も少し変更がありました。
ムーミンのエピソードや豆知識が書かれた「ストーリーガイド」、「写真スタジオ」がリニューアルに伴い廃止されてしまったのは残念ですね。
トリビアクエスト
以前は1デーパスに含まれていた「トリビアクエスト-Red-」は、現在は「はじまりの店」で700円で販売されています。
ムーミンバレーパークは展示型の施設が多いため、ただ見て回るよりも、トリビアクエストの答えを探しながら回る方が、断然楽しいです!
トリビアクエストをクリアすると、記念品がもらえますよ。私のときはニョロニョロのキーホルダーで、嬉しかったです!
ムーミンにあまり興味がない人をパークに連れて行くときは、話題作りにもなるので、ぜひ購入しておくことをお勧めします。
飛行おにのジップラインアドベンチャー
飛行おにのジップラインアドベンチャーは、リニューアルに関係なく、別途3,000円がかかる仕組みのままでした。
宮沢湖の上をジップラインで滑空できるアクティビティで、私が訪れたときは人気で時間がかかりそうだったので、諦めてしまいました。
土日祝日しか実施されていないようなので、興味がある方は平日に行かないよう注意してくださいね。
アーケードゲーム
ムーミンバレーパークには、1回500円で遊べる「アーケードゲーム」もあります。
三角屋根のかわいい店舗の中に、ハンマーで魚を飛ばして的に入れるゲーム、ジグザグの道をボールでゴールを目指すゲームの2種類が用意されています。
かわいらしい見た目をしていますが、難易度は高くて、私は手も足も出ませんでした・・・。
ディズニーランドにも似たようなアーケードゲームがありますが、地味に難しいですよね。
年間パスポートは何回行けばお得?
ムーミンバレーパークには、年間パスポートもあります。
基本的な内容は1デーパスと同じで、購入日から1年間利用することが可能です。
大人の年間パスポートの料金は13,000円なので、単純計算すると13,000÷3,600=3.61(以下略)なので、4回パークを訪れることができれば、もとは取れることになります。
年間パスポート | |
大人 | 13,000円 |
子ども | 8,000円 |
年間パスポートの形態は、紙ではなくデジタルのみで、子どもの分も購入するときは、大人のデジタル年間パスポートと一緒に購入、管理することになります。
紙ではないため、ムーミンバレーパークチケット売り場で購入することはできず、スマホから公式ウェブサイトに入り、クレジットカードで購入することになります。
デジタル年間パスポートを利用するメリットは、パーク内でのショップの利用が、パスポートの提示で3%割引になるところです。
近くに住んでいる、春夏秋冬のイベントを1年に4回言って楽しむ予定がある場合は、年間パスポートの購入も検討の価値アリですね!
まとめ
この記事では、ムーミンバレーパークのチケットや1デーパスで利用できる施設について、まとめてみました!
ムーミンバレーパークは小さな施設なので、開園時間に近い時間に入場すれば、余裕で施設全部を見て回ることができますよ。
メッツァの駐車場は、平日は1日1,000円、土日祝日は1,500円かかるので、都合がつくのであれば、混雑を避けるためにも平日に訪れることをお勧めします。
また、平日は2時間までであれば駐車料金は無料なので、1デーパスを利用する前後の日に、寄ってみるのも良いでしょう。