ムーミンを全く知らなくても大丈夫!ムーミンを知る本

ムーミンを全く知らなくても大丈夫!ムーミンを知る本 ムーミン
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ムーミンに関する本

ムーミンは知っているけれど、そもそもムーミンが何なのかや、どこの国のお話なのか知らないという方は、意外と多いのではないでしょうか?

何かのきっかけでムーミンに興味を持った方が、ムーミンを知るために最初に手に取るのは、恐らく小説でしょう。

独特の世界観を持つムーミンの小説は、子どもから大人まで楽しむことができ、あっという間に心を掴まれてしまいます。

ムーミンの小説が気になる方は、以下の記事もチェックしてみて下さいね。

 

 

そして、お話の世界観に惹かれた方が次に気になるのが、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンのことや、物語が生まれた背景についてだと思います。

ムーミンの物語では、何故あんなに災害が多いのかや、ムーミン谷に様々な種族が登場するのにはどんな意味があるのか、などの疑問が生じるかもしれません。

この記事では、そういった疑問を紐解いてくれる、ムーミンをより深く知るための本についてご紹介します。

ムーミンが気になったときに、知識ゼロで読んでも全く問題ない本を2冊ピックアップしたので、手に取ってみて下さいね。

 

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『ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン』

まずご紹介するのは、新潮社が出している『ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン』です!

 

この本はトーベ・ヤンソンの生誕100周年に当たる2014年に発売されており、とても美しい本です。

本の大きさはB5版変形で、約22cm×17cmと、アートブックにしてはコンパクトです。ページ数も119ページなので、程よい厚みで、分厚い印象は全く受けません。

 

ことこと
ことこと

私は読むのが早い方なので、1時間弱で読み終わりましたよ。

 

大きくて分厚くないのに、内容が盛りだくさんでフルカラーな上、値段も税別1800円と、非の打ち所がない本です。

 

おすすめポイント

『ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン』という題名の通り、ムーミンよりはトーベ・ヤンソンに、焦点があてられた内容になっています。

トーベ・ヤンソンの人生い立ちや、芸術一家と称される家族の話、作品を作っていたアトリエなどが、写真と共に載っています。

イギリスの夕刊紙でムーミンコミックスを書くようになった経緯や、その後の連載の苦労についても掲載されているので、ムーミンコミックス展に行く前に読むのも良いですね。

私が一番面白かったのは、写真家であるトーベ・ヤンソンの弟の、ペル・ウロフ・ヤンソンさんのインタビューです!

 

ことこと
ことこと

弟から見た、トーベ・ヤンソンの一面を垣間見れたような気がして、新鮮でした。

 

ムーミンの小説や関連本で、よく名前を見かけるであろう、冨原眞弓さんの作者とのエピソードも載っており、どんな風にムーミンの翻訳が始まったのかが分かります。

巻末には作者ゆかりの地や、ムーミンなどの本一覧、キャラクター紹介なども付いていて、パラパラめくるだけでも楽しいですよ。

 

『ムーミンとトーベ・ヤンソン』

次にご紹介するのは、2015年に実業之日本社から出版された、『ムーミンとトーベ・ヤンソン』です。

 

 

この本は、スウェーデンの雑誌『Scandinavian Retro(スカンジナビアン・レトロ)』を日本語で訳したものです。

ひとつめにご紹介したアートブックに比べて、23cm×30cmと大きさも大きく、写真中心で文が少なめなので、本より雑誌を読みなれている方は、こちらの方が読みやすいでしょう。

雑誌自体が大きいとはいえ、文字は小さめなので、写真が大ききくて、沢山ある方が良いという方におすすめです。

 

おすすめポイント

副題で『保存版!トーベ・ヤンソンのすべてがわかる』と書いてあるだけあり、ムーミンについても、作者についても網羅した内容となっています。

ムーミン初心者の方でも分かりやすい、ムーミンのキャラクター一覧や相関図に加え、小説やコミックス、アニメなどの作品が、表紙の写真付きで幅広く紹介されています。

作者のトーベ・ヤンソンについても、アトリエやクルーヴハル島での暮らし、生い立ちなどがざっと書かれています。

 

ことこと
ことこと

数あるコーナーの中でも、私のイチオシは、フィギュアやマグカップ、ウォールプレートなどの、ムーミングッズを特集しているコーナーです!

 

1950年代から雑誌刊行までに「アラビア」から発売された、82種類のマグカップがずらりと写真付きで並べられたページは、圧巻ですよ。

アラビアのマグカップについては、以下の記事でご紹介しています。

 

 

雑誌の値段は税別1,800円と、『ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン』と同じ値段です。

 

まとめ

この記事では、ムーミンのことを全然知らない方でも、ムーミンについて詳しくなれる本を2冊ご紹介しました!

どちらの本も素晴らしい本ですが、あえて言うなら、トーベ・ヤンソンについて知りたい方には『ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソン』を、ムーミン初心者さんには『ムーミンとトーベ・ヤンソン』をお勧めします。

ムーミンバレーパークやムーミンの展覧会を訪れて、ムーミンについて深く知りたくなった方は、是非読んでみて下さいね。

 

ことこと
ことこと

きっと、ムーミンのことがもっと好きになりますよ。

 

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